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システムエンジニア、旅、世界を学ぶこととか、雑記ぶろぐ。世界遺産マイスターになれました。

世界遺産マイスターへの道のり⓪ ~ 過去問題 ~

2017年以降については下記URLからダウンロードできます。

※リンクきれてたら教えてください。

2021年7月のURLは

https://www.sekaken.jp/pdf/meister202107.pdf

となっており、この「202107」の部分がテスト実施日を表しているので、もし2017年7月分ならば

https://www.sekaken.jp/pdf/meister201707.pdf

と変更すれば取得できます。取得したいテストの年月日に変更してください。

 

世界遺産検定マイスター試験の過去問題(2012.12~2016.12)

問2は全て「世界遺産条約について、次の語句をすべて使って、400 字以内で説明しなさい。なお、解答中の次の語句の使用箇所には下線を引きなさい。」と同じ。使用する語句のみ記載します。

2012年12月 第10回

問1

1. 完全性
2. 世界遺産条約履行のための作業指針
3. 顕著な普遍的価値

 

問2

ユネスコ 世界遺産リスト 世界遺産基金 協力体制

 

問3

2012 年 11 月の世界遺産条約採択 40 周年記念最終会合(京都会合)において出された「京都ビジョン」を受け、世界遺産条約履行における地域社会や産業界、住民(先住民)などのコミュニティの役割について、「リヴァプール商都市」の事例を用いて他の遺産と比較しつつ 1,200 字内で論じなさい。

2013年  7月 第12回

問1

1. 危機遺産
2. 奈良文書
3. 世界遺産基金 

 

問2

ユネスコ 顕著な普遍的価値 世界遺産基金 登録基準

 

問3

2013 年 6 月の世界遺産委員会にて登録された『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』において、世界遺産保全のための入山料の徴収が議論されているが、その是非について、是非双方の視点を交えながら他の遺産と比較しつつ 1,200 字以内で論じなさい。

2013年12月 第14回

問1

 1. ヴェネツィア憲章
 2. 完全性(integrity)
 3. シリアル・ノミネーション

 

問2

危機遺産 顕著な普遍的価値 世界遺産基金 教育・広報

 

問3

近年、景観の問題から危機遺産リスト入りを論議される遺産が増えてきている。バッフ
ァーゾーン外の開発まで問題視される現状に関し、「景観保護の重要性」と「景観を保
護するが故の弊害」の双方について、『富士山-信仰の対象と芸術の源泉』の事例を用
いつつ、他の遺産の実例と比較しながら、1,200 字以内で論じなさい。

2014年  7月 第16回

問1

1. ユネスコ世界遺産センター
2. バッファー・ゾーン
3. 真正性

 

問2

危機遺産 世界遺産基金 教育・広報 登録基準

 

問3

世界遺産の登録数が増えてきて、世界遺産の登録数抑制の意見も出てきている。世界遺
産の登録数について、上限設定の必要性の有無や、グローバル・ストラテジーをはじめ
とするシリアル・ノミネーションやトランス・バウンダリー・サイトなどの方策の有効
性について、具体的な遺産名を挙げながら、1,200 字以内で論じなさい。

2014年12月 第18回

問1

1. ICCROM
2. 完全性
3. 登録基準

 

問2

世界遺産委員会 教育・広報 国際社会 世界遺産条約履行のための作業指針

 

問3

2014 年の世界遺産委員会では、世界遺産委員会の決議と諮問機関の勧告との違いが注目を集めた。世界遺産委員会と諮問機関の、それぞれの立場・考え方を考察した上で、諮問機関から登録延期勧告をされながらも今回初めて世界遺産保有国となったミャンマ
連邦共和国の『ピュー族の古代都市群』を例に、1,200 字以内で論じなさい。

2015年  7月 第20回

問1

1. シリアル・ノミネーション
2. アテネ憲章(1931 年)
3. 文化的景観

 

問2

世界遺産基金 教育・広報 国際社会 グローバル・ストラテジー

 

問3

IS(イスラム国)などによる意図的な世界遺産の破壊が問題視されている。こうした
テロ行為や紛争による遺産破壊から世界遺産を保護・保全するために何をするべきか、
世界遺産条約の有効性と限界を踏まえながら、最近の事例を用いて 1,200 字以内で論じ
なさい。

2015年12月 第22回

問1

1. ICOMOS
2. 登録基準(iv)
3. 生物圏保存地域(生物圏保護区)

 

問2

危機遺産 教育・広報 顕著な普遍的価値 国際的な協力体制

 

問3

明治日本の産業革命遺産」の登録過程や、「世界記憶遺産」の「南京大虐殺文書」の登録過程などで、文化財や文化的記憶の保護という本来の趣旨と異なる問題が取りざたされている。ユネスコの文化事業と国家間の政治問題について、具体的な世界遺産の例を挙げながら、1,200 字以内で論じなさい。

2016年  7月 第24回

問1

1. 顕著な普遍的価値
2. 登録基準(i)
3. 武力紛争の際の文化財の保護に関する条約

 

問2

世界遺産条約履行のための作業指針 世界遺産委員会

国際社会全体の義務 社会生活の中での機能・役割

 

問3

2016 年以降の登録を目指す遺産より、推薦時に推薦書提出国と世界遺産委員会諮問機関が直接意見交換を行うことが可能となった。こうした推薦プロセスの変更により考えられる、よい点と懸念される点について、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の事例を用いつつ、1,200 字以内で論じなさい。

2016年12月 第26回

問1

1. バッファー・ゾーン
2. 登録基準(ix)
3. 奈良文書

 

問2

世界遺産委員会 顕著な普遍的価値
国際社会全体の義務 社会生活の中での機能・役割

 

問3

世界遺産リストの信頼性確保のため、グローバル・ストラテジーと共にトランスバウン
ダリー・サイトが有効であると考えられる点と、トランスバウンダリー・サイトの保護・保全の観点から課題となる点の 2 点について、「ル・コルビュジエの建築作品」の事例を用いつつ、1,200 字以内で論じなさい。