生きていく。ただ、それだけのこと。

システムエンジニア、旅、世界を学ぶこととか、雑記ぶろぐ。世界遺産マイスターになれました。

インドにはいきたくない。けど、行きたい。

ブログを始めようとしたのは、文章を書く力をあげるため。

文書を書く力をあげたかったのは、世界遺産検定マイスターの小論文対策のため。

文書力をあげるため、世界遺産検定を合格するためなんだからせっかくだし、世界のことや世界遺産検定の勉強とかを発信していこうと思ってた。

なのに、全然できてない。

世界遺産検定や歴史能力検定がんばります!

とか、宣言してたくせに、勉強もしてないし、そもそも検定すらうけてない。

情けなさすぎる。

こんな中身のないブログ誰がよむのだろう。自分に嫌悪感を感じ、ブログから離れ、またブログから離れることで、どんどんブログに新しい記事に書きにくくなるという負のスパイラル。

たちきろう!!

すいません、全然試験勉強してません!2021年度の夏季の世界遺産検定もきつい!

言い訳だが、仕事が大変なんです。それは自分が仕事量をコントロールできないだけで、自分の能力の低さを露呈してしまって非常に恥ずかしいが。

たちきろう!!

7月にむけ、できることはやっていく。

 

ここ最近は、また世界のことをしるような活動をしている。紀行文やら世界情勢の書籍やら、クレイジージャーニーや旅猿のDVDといったバラエティー

やっぱり、世界が好きだ。

旅が好きだ。

実は、最近メンタルをやややられ気味だ。

俺を支えてくれているのは旅だ。

ただの逃げかもしれない。

でも、おれには旅が必要なんだ。

 

 

優雅な旅でもいいじゃない。バックパッカーじゃなくてもいいじゃない。

本が大分たまってきたので、整理していた。面白かったので、また読もうと思って段ボールにいれて何年もそのままにされていた文庫本達。エッセイとかは読み返すけど、小説はもう一度読み直すことはないね。何年もそのままってことは読み直さないのだよ、きっと。

場所もとるし、おいてあるままにしておくのもかわいそうだし、うってしまおう。

売るために紙袋に移していったが、一応タイトルだけチェック。

ほとんどがそのまま紙袋に入っていった。

そこで、一冊だけ気になり、本棚においた。

裏側にはBookOffの値札。すでに色あせているその本は元々は中古で買ったもの。

確か、少し読んだが、途中でやめてしまった。途中でやめてしまったのだからつまらなかったはず。それでも、題名に書かれたアジアの大国と表紙をじっと見ているうちにもう一回読んでみようか、と思ってしまった。

インド旅行記1 北インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記1 北インド編 (幻冬舎文庫)

 

 

女優・中谷美紀さんのエッセイ。

これが気になったのはもう一つ理由がある気がする。

中谷さんはつい最近エッセイ本をだしていた。

オーストリア滞在記 (幻冬舎文庫)

オーストリア滞在記 (幻冬舎文庫)

 

 

このタイミングで家の奥底に埋まっていた本を見つけたのにはきっと意味があるのだ。

 

ひとまず捨てる本を整理し (結局、中谷さん以外の本はうることに)、落ち着いてから読み始めた。

 

映画の撮影で心身ともに疲弊していた中谷さん。逃げるように日本を飛び出し、インドに。休養したいのになんでインドに?とか思ったが、もともと趣味にしていたヨガをしにいくためでもあった。バックパッカーの私からすると、疲れる国でしかないインドにいくのはなぜだろう、とか思ってしまったが、納得。そもそも大女優だ。バックパッカースタイルでインドに行くわけがない。本人も望んでないし、事務所も許さないだろう。

ずっとではないが、基本的にはガイドがついての安全旅行、ラグジュアリーなホテルでの宿泊。ヨガ、瞑想、アーユルヴェーダ。私が思い描いていたインドではなかった。

 

そう。だからこそ、以前は読むのをやめてしまった。

ガイドなんかつけて何が面白いんだ。自分のいきたいところいけないし、みたいところを存分にみれないじゃないか。多少不便でも個人でいったほうがいいに決まってる。

以前の私はガイド付き旅行は完全に否定派だった。いろいろ、理由や御託を並べたが、一人でもどこでもいけるオレ、かっこういい。と思ってただけ。そんな若かりしとがりもなくなり、旅は人それぞれの仕方があって、楽しみ方があるんだ、と思えるようになった。

(もちろん、ガイドなしの個人旅行推奨派ではあるが)

 

おかげで今回は楽しく読めた。

また読み進めていくうちに思ったより、苦労している中谷さんがみられた。

やはりインド人は一筋縄ではいかないね!

インド人のうざくて、めんどくさくて、人の感情に土足で入ってきて、とても人情深い人たちがでてきた。

休養するために、英気を養うためにきたインドで疲弊する女優。

確かに旅行にいくのは元気を取り戻す、元気をもらいにいくという一面は私にもある。

なのに余計疲れるような旅をし、それに立ち向かっていく。

これは、中谷さんに本のレビューにかいてあったことだが、

「元気をもらう」のではなく、むしろサバイバルで自分の元気と自信を確認する

とても共感できた。

アジアって旅するのがつかれる。

普段て外とかでそんな喋らない。しかし、旅をするからにはそうはいかない。(最近はどこでもスマホ使えるからそうでもない?)

ご飯たべるのにも、どっかにいくのに慣れない英語でやらないといけない。喋るのもきくのも一生懸命だし、だまされたくもないし。とにかく緊張しっぱなし。

パワー使うのよ。

パワー取り戻しにきたのに余計パワー使うって。

そして不思議なことに気づく。

「思ってたより元気だな、おれ」

パワーを使うことでパワーを取り戻す、という一見矛盾したことが発生する。

アジアという人の活力にあふれた街にいき、アジア人のパワーにふれ、それに対抗するためにパワーを維持し、旅をする。

そしてそのテンションのまま日本に帰ってくると気が付いたら元気になっている。

これだからアジア旅はやめられない。

 

あれ、全然中谷さんの本の説明してない。。。

世界一周 インド ガンジス河


 

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