イタリアに住むのは大変だ。だから住んでみたい。
いまは虎ノ門ヒルズにあるオフィスに出勤している。
コロナ渦、テレワーク推進のご時世のため月に1,2回のほどだが。
虎ノ門ヒルズのオフィスはとにかくオシャレ。まあ、今までのところが普通のビルだったのもあり余計に感じてしまいます。地下にも店あるし、1階にはジョエル・ロブションあるし、3回はランチ・お酒が飲める店もあります。
まわりにはラーメン屋大多いし。こういうところなので、全然出社したのですがね。
そのためたまに出社したときは、わざわざ高めのランチいったり、終業後には辺りを散歩して帰ります。
虎ノ門ヒルズのなかに、小さいけど、活かした本屋があります。
芸術系とか、インパクトのある本が並んでおり、ついつい入ってしまう。
そこで、たまたま目にとまった。
久しぶりに本を衝動買い。
自然の中にヨーロッパの小さな村。
大好物です!
物語?小説かな、と思ったが、どうやらノンフィクションらしい。
エッセイスト 内田洋子
全然しらなかった。
この本以外にもたくさんエッセイをだしていた。
しかもイタリアばっか!
賞もしっかりと受賞されています。
日本の賞だけでなくイタリアでも
金の籠賞(GERLA D'ORO)
というものを受賞しており、「金の籠賞」がイタリア人以外に送られるのは史上初のことらしい。すげえぇぇ。
たまたまとった本、知った作家さんだがとてもついてる。やっぱり衝動買いっていいね!ネットで本を探すにはない喜びだ。まあ、失敗することももちろん多いけど!!
私が今まで読んできたエッセイはどちらかというと旅行記が多かった。(正確にいうと旅行記なのでエッセイにはいらないか??)
内田さんの著作は主にイタリアのこと、イタリアに根をはってイタリアの文化や暮らし、人間模様を書いてくれている。住む場所も様々。ミラノに住んでいることもあれば、ヴェネツィアや山奥の村、はたまた船上生活もされたことがあるらしい。なかなかパワフルな人だ。それも、そこに住むことになったのも、人の話を聞くうちにそこに住みたくなったみたいな流れて生きてる。そして、その地でしっかり溶け込み暮らしている。そこでの日々の生活が生き生きと描かれている。ミラノのスラム街をびくびく犬をつれて歩いたり、同じアパートの住人達を夕食をともにしたり、バルにくる人々を観察したり。イタリア人て面白い!よくも悪くも人の生活に土足で踏み込んでくる感じが。
変なところ人情深いよね。
こういう生活憧れる。
僕も一時期エジプトに住んでいたが、確かにあいつら面白かったなー。めんどくさいけど、何かあるとすげえ優しいんだよなー。
そんな生活も思い出すこともできた。
内田さんの本は上以外にも
・ジーノの家
・対岸のヴェネツィア
・十二章のイタリア
を読んだ。どれも面白かった。
著作はまだまだあるので、できるだけ読んでみたい。
イタリア語勉強しよう。